4月17日のこの差って何ですかでは
米麹から作った甘酒と
酒粕から作った甘酒の差を
教えてくれましたので紹介します。
甘酒には2種類存在する
最近甘酒がブームになっていますが
甘酒には2つの作り方が存在し
それぞれで飲んだ時の効果が違います。
米麹甘酒
最近話題になっているのが米麹由来の甘酒です。
米麹とは蒸米に麹菌を生やしたもので
糖化酵素やタンパク分解酵素などが豊富にあり
お米を甘くする力があります。
こちらの米麹を60℃前後のお湯で
8時間ほど保温して作られるのが米麹甘酒です。
江戸時代などの甘酒が夏の季語になっていたころは
甘酒と言えばこちらでした。
酒粕甘酒
酒粕甘酒は酒粕をお湯で溶いて
砂糖などで甘味をつけたものが酒粕甘酒です。
少し前までは甘酒というとこちらが多かったイメージです。
甘酒の差
これら2種類の甘酒は飲んだ時の効果が違います。
疲労回復におすすめの甘酒
疲労回復におすすめなのは麹由来の甘酒です。
麹には疲労回復効果のあるビタミンB群が豊富に含まれており
疲労回復にはおすすめです。
さらにはブドウ糖は主成分なので
脳みそに直接届くので疲労回復が見込めます。
いい睡眠がとれる甘酒
いい睡眠がとれる甘酒は酒粕の甘酒です。
LIONさんが清酒酵母に安眠を促す受容体の
アデノシンA2Aを活性化させる成分を発見しました。
ただし、この場合の清酒酵母はGSP6という種類で
酒造りで広く使われている醸造協会酵母の7号や9号ではないので
酒粕の甘酒でいい睡眠がとれるのかは??です。
いい睡眠をとりたい場合はLIONさんの
グッスミンを飲んだ方が間違いないと思います。
ダイエットにいい甘酒
2007年発表の論文に
酒粕甘酒をマウスに飲ませたところ
肥満を抑制する効果が見られたとありました。
また物忘れを防止する効果や
血圧上昇を抑える効果も同時に発表されています。
ただし、麹甘酒もオリゴ糖が豊富なので
腸内細菌を整えてくれる働きがあるので
こちらも効果が全くないとは思いません。
肌荒れにいい甘酒
肌荒れに効果的な甘酒は米麹の甘酒です。
米麹には抗酸化力がビタミンCよりも強い
エルゴチオネインという成分が含まれており
紫外線にも強くなることが期待できます。
甘酒レシピ
甘酒のお取り寄せ
麹甘酒や酒粕甘酒の甘酒は
Amazonや楽天でお取り寄せ可能です。
甘酒のレシピ
麹甘酒は自宅でもよく作るのでおすすめの作り方は
麹1に対して60℃のお湯を2の割合で保温すればおいしく作れます。
炊飯器に入れて蓋をあけて濡れ布きんをかぶせて
保温しておけば作れるのでお試しください。
まとめ
甘酒は飲む点滴と言われるくらい栄養があるので
これから夏バテ防止におすすめです。
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