2月5日のビートたけしさんがMCの
みんなの家庭の医学では
セカンドオピニオンのコーナーで
めまいを伴う胃もたれの本当の原因が
悪性貧血という免疫異常と
教えてくれましたので紹介します。
胃もたれの本当の原因
国立国際医療研究センター病院の秋山純一先生が
胃の症状とは一見関係ないような症状を伴った胃もたれの
原因を教えてくれました。
注意すべき胃もたれの特徴
胃だけではなく身体の様々な場所に症状が現れます。
番組で紹介された症例は最初はただの「胃もたれ」です。
市販薬の胃薬でその場の症状は治まっていました。
その数日後に「胃がシクシク痛む」ようになりました。
病院にかかると胃の萎縮がみられる「慢性胃炎」と診断されていました。
加齢や菌の感染が原因で胃に長時間炎症が起こることで生じます。
その後、「食後ではないのに胃痛」を感じるようになっていました。
時間を選ばず胃痛が襲うようになっていました。
「就寝中にも胃痛」が生じるようになっていました。
さらには「猛烈なめまい」と「激しい息切れ」を伴うようになっていました。
セカンドオピニオン
セカンドオピニオンの国立国際医療研究センター病院の秋山純一先生は
これらの症状を問診して2つの可能性を考えていました。
1つは胃そのものに原因がある場合
もう1つは胃以外の、胃の周辺の臓器の
心臓、肝臓、すい臓に病がある場合です。
しかし、心臓などの臓器には異変はありませんでした。
名医の視点
胃痛を起こしていると顔が真っ青になる
白髪が異常に増えた
胃の炎症が幽門部だけ少ない
これらの視点から名医が導いたセカンドオピニオンは悪性貧血です。
悪性貧血
悪性貧血はなんあらかの原因によって
血液に必要なビタミンB12が欠乏することで起こる貧血です。
その原因の1つが体を守る免疫機能が暴走し
胃の粘膜を攻撃することで胃の粘膜が萎縮し
その結果ビタミンB12の欠乏を引き起こしてしまうのです。
なぜ免疫が暴走するのかわかっていませんが
胃の炎症が進むことで胃もたれ、胃痛の他に
貧血が生じて、息切れ・めまいが引き起こされるようになったのです。
幽門部だけ炎症が進んでいないのが
悪性貧血の特徴の1つで
暴走した免疫は胃の体部ばかりを攻撃し
胃の幽門部は攻撃しません。
これらの症状に気づいた名医がこの病名を引き出しました。
ビタミンB12の補充をすることで症状が緩和したそうです。
まとめ
ぜひ参考にしたいと思います。
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