7月8日公開の米林宏昌監督の
メアリと魔女の花を見てきました。
あらすじやネタバレを含む感想を紹介します。
メアリと魔女の花のネタバレを含まない感想
メアリと魔女の花はスタジオポノック作品ですが
2014年までジブリに所属していたとのことで
ジブリっぽい気分で見ることができました。
ネタバレを含まない感想としてまずは紹介します。
まず、見に行くべきかどうかについては
ジブリ作品が好きならば見て間違いはないです。
魔女の宅急便、ハウルの動く城、ラピュタ
千と千尋の神隠しを彷彿とさせるものがあります。
冒頭は魔女の花のくだりから始まります。
この辺りはどんな話だろうとかなりわくわくさせてくれますが
そこから中盤までは若干間延びしている感じがしました。
しかし、中盤以降は魔法使いの世界で
かなりわくわく感が出てきておもしろく
終盤まで飽きることなく見ることができました。
まぁ、突っ込みどころはかなりありましたが
ジブリの不思議な世界だと思えばスルー出来ると思います。
キャラがちょっと弱い気もしましたが
総じて楽しく見ることができました。
以下はネタバレを含みますので
これから楽しみたい人は戻ってください。
また、記憶をたどって書くだけなので間違いがあるかもしれませんが
一個人の感想文なのでご容赦ください。
メアリと魔女の花のネタバレを含むあらすじ
序章
冒頭は、謎の赤毛の魔女が魔女の館のような建物から逃げているところから始まります。
この魔女は魔女の花の種を盗んで追われており、なぜか建物は火事になっていました。
箒に乗って逃げている最中、建物の爆風に煽られて地上に墜落してしまいます。
場面は移って、メアリは赤い館に引っ越してきており、その片づけを行っていました。
引っ越ししてきたものの、周りには何もないところで、夏休み中で学校はまだ休みで、両親は仕事で遅れてくるので、相手をしてくれるのは、メアリの大叔母さんのシャーロックとお手伝いのバンクスだけです。
メアリはおっちょこちょいで、お手伝いをしようとしても、すぐに失敗してしまいます、しかも赤毛のくせ毛を自分でも気にしています。
暇なので庭師のゼベディの手伝いをしようとして、花の茎を折ってしまい、落ち込んで掃除していると、また失敗し、頭から落ち葉の入ったかごをかぶってしまいます。
そこを同い年くらいの少年のペーターに見られて爆笑され、赤毛のサルとからかわれて、ペーターのことが大嫌いになります。
メアリは原っぱで作ってもらったお弁当を食べていると、黒猫のティブに出会います。
ティブとギブという灰色の猫に連れられて森に入ると魔女の花を見つけます。
2匹の猫は花に警戒していますが、メアリーは花を一本摘んで帰ります。
持って帰った花をゼベディに見てもらったら、夜間飛行という花で、魔女の花とも呼ばれていると教えてもらい、またゼベディも見たのは初めての珍しい花だということも知りました。
また、一緒に行った2匹の猫はピーターの猫であることも同時に知ります。
その夜、メアリが寝ていると、花を摘まれた魔法の花付近で嵐が起こり、ティブがメアリーの部屋に逃げてきます。
メアリはギブがいないことを不思議に思って喧嘩でもしたの?といい、翌日一緒に行ってあげると約束します。
しかし、朝目が覚めるとティブの姿はなく、シャーロックにお届け物を頼まれます。
メモに書かれていたのはピーターでした。
ちょっと嫌に思いながらもメアリーはピーターに届けます。
ピーターからティブとギブについて問われ、ティブは昨夜いたことを伝えますが、ギブは依然行方不明です。
2匹の猫を探すために、霧が出ている森へ入ろうとするメアリにピーターは、霧が出ているときに入ってはいけないと注意しますが、赤毛のサルといわれていら立っているメアリはピーターに「怖いんだぁ」と挑発して森へと入っていきます。
森ではティブがいて、ティブについていくと箒を発見します。
ティブは夜間飛行の花を1輪くわえており、メアリに投げます。
メアリは花を潰してしまうのですが、そうしたら青い透明なネバネバが出てきて、手に花の模様をつけて、箒が一回り大きくなって勝手に飛び出してしまいます。
ティブもその箒につかまって雲を突き抜けて遠くまで飛んでいきます。
中盤
メアリとティブと箒は冒頭の謎の魔女がいた館にたどり着きます。
箒がたくさん置いてあるところの屋根を潰して着地したところ、箒小屋の番人の狐の姿をしたフラナガンと出会います。
フラナガンは、箒はきちんと指定の場所に置くようにといい、メアリのことを新入生と呼びます。
メアリは否定しますが、赤毛でエメラルドグリーンの目をした黒猫の使い魔を連れているところから、魔女だと断定します。
この場所は魔法大学であるエンドア大学だったのです。
フラナガンに連れられてエンドア大学の正門にきて、注意事項について教えてもらいました。
その中の1文に不法侵入者は変身の刑に処せられることが書かれてしました。
メアリは恐る恐る正門をくぐると、噴水からマダム・マンブルチューク校長が出てきて、新入生としてもてなされます。
メアリは否定しようとしたら、「不法侵入者なのか?」と問われて、新入生と咄嗟に嘘をつきます。
メアリは魔法のことを全く分かっていませんが、彼女の赤毛と黒猫を連れているところから、魔女にしか思われておらず、さらには赤毛は強い魔法使いの象徴でもあり、彼女のコンプレックスだった赤毛を存分にほめてもらえます。
マダムと並んで大学の研究者である、ドクター・デイともであいます。
魔法と科学を研究しているようで、メアリの一言が実験の切り口を見つけたといってもてなします。
メアリは2人に、多くの学生の前で、姿を消す魔法などもやらされますが、手のひらに魔女の花の花の模様がついており、高度の魔法を使うことができ、一流の魔女として遇されることになりました。
そして、変身の実験をしている金庫も見せてもらい、失敗したというドクターの言葉に引っ掛かりながらその場を過ごします。
メアリとマダムはマダムの部屋に特待生の入学届を書くために訪れ、マダムが書類を探しているときに、メアリは2階の部屋を探索しているときに、夜間飛行の描かれた額を見つけて、触れてしまったところ、中に隠されていた魔術全集を見つけてしまいます。
返そうとしたのですが、戻すこともできず、しどろもどろしていると、マダムが部屋に入ってきました。
メアリは魔女の花のことを少し話したときに、マダムは何かを感じ取り態度がかわります。
そして、手に隠しているものを出しなさいと言われて、ピーターの住所を書かれた紙を渡してしまいます。
メアリはなんとか箒に乗って帰れたものの、乗っている最中に、夜間飛行の魔力が切れて箒は落ちてしまいます。
部屋に帰るとシャーロックたちは心配していましたが、日常に帰れたことにメアリはほっとしていたところ、マダムに渡してしまったピーターの住所が書かれたメモに後をつけられて、偽りの魔女であることがばれ、魔女の花を持ってこいと言われ、ピーターが人質にされてしまいます。
メアリは魔女の花を水筒にいれて、ピーターを助けに行こうと、1粒の魔女の花を潰して魔力を得ます。
箒も覚醒して飛び立ちますが、箒が暴れてシャーロックが気付いてしまい、魔女の花1輪を見つけてしまいます。
メアリがエンドア大学を訪れると、マダムとドクターが待っており、みすみす魔女の花が入った水筒は奪われてしまいます。
そして、ピーターも返してもらえることもなく、変身の実験を行っていた金庫に入れられてしまいます。
その金庫の中でいろいろな動物が変身の魔術に失敗された状態を見つけます。
ティブがその中にカエルに変身させられたギブを見つけ、ピーターとも再開します。
ピーターは2人で脱出しようと言って換気扇のねじを回そうとしているのですがうまく回りません。
そこでメアリは魔術全集からビスを回す呪文を探そうとしたところ、すべての魔法を無効化する呪文を見つけて、それを使用します。
変身失敗の動物は元の姿に戻って、閉じ込められていた檻も解除されて動物が続々と逃げていきます。
そのどさくさに紛れて逃げようとしたら、魔術全集を奪われたことを知ったマダムとドクターに追いかけられます。
行き止まりで逃げられないかと思ったら、フラナガンが箒を放置するなと持ってきてくれて、メアリは逃げることができましたが、ピーターは足を掴まれて逃げられませんでした。
メアリは箒に戻ってと言い聞かせますが、箒は別の場所へと飛んでいきました。
終盤
メアリがたどり着いたのは島に浮かぶ小さな館でした。
館の門から炎が飛び出てきて、メアリにもう戻ってこられないかと思っていましたと話しかけました。
メアリは不思議に思いながら館に入って、ノートに変身の魔術の記載などを見つけます。
その時、鏡が光ってシャーロックが移りました。
シャーロックは実は魔女の花の種を盗んだ最初にでてきた魔女だったのです。
シャーロックは以前の話を教えてくれ、マダムもドクターも教育者として慕われていたが、ある日シャーロックが魔女の花を見つけて渡してから、豹変してしまい、変身の魔術にはまって危険な魔法ばかり使うようになってしまったと教えてくれました。
その話の中で、ピーターが魔女の花を使った最強の魔法使いを作る変身の魔術の実験材料にされていることを悟ります。
そして、シャーロックはもう魔女ではないがといいながら、鏡越しに1輪の魔女の花を渡してくれます。
戻っておいでといわれますが、ピーターを連れて帰ると宣言します。
しかし、窓の外にはマダムが追ってきており、メアリは箒で飛んでエンドア大学に向かいますが、マダムに魔術全集と魔女の花1輪を奪われてしまい、メアリは墜落します。
墜落の衝撃で箒は折れてしまいますが、変身の魔術で捕まえられていて助けてあげた動物たちが、メアリを実験棟へと連れってくれて内部へと進入できました。
しかし、実験は終盤になっており、ピーターは変身させられそうになっていました。
メアリはやめてと言って走っていきますが、止まることもなくピーターは変身してしまいます。
実験は失敗し制御不能となったピーターは、マダムの魔力を奪い、メアリにも襲い掛かろうとします。
メアリは魔女の花を使って魔力を得て、魔術全集のすべての魔法を解く魔法を使おうと試みますが、魔女の花は檻に入っており手に入れることができません。
変身失敗のピーターがメアリに襲い掛かろうとしますが、ピーターの自我が襲うのをやめさせてこらえました。
ドクターがそいつはすべての魔術を使えるバケモノだといったことヒントにして、すべての魔法を解く魔法をピーターの手のひらで使用し、ピーターは失敗魔術から解放されました。
ピーターとメアリは箒に乗って、赤い館に帰るときに、メアリの髪に魔女の花がついていたことに気づきましたが、メアリは私には必要ないとして、空からポイっとすてて終わりました。
まとめ
うろ覚えのところもありますがだいたいこんな感じです。
面白かったのでぜひ劇場で見てください。
最後のセカオワのRAINもいい感じでした。
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